窓用エアコンの電気代って高い?

こんにちは、山下電設です。

窓用エアコン取付をさせていただきました。
窓用エアコンは、室外機が必要ないのでベランダなど室外機を置くスペースがないお部屋に適しています。

同じエアコンと言ってもよくある壁掛けエアコンとは構造や電気代のかかり方が違います。
今回は窓用エアコンと壁掛けエアコンの電気代の違いについてお話しますね。

窓用エアコンとは?

窓用エアコンは、ウィンドウエアコン・ウィンドウクーラーとも呼ばれ冷房専用のもの、冷暖房兼用のものがあります。

普段よく目にする壁掛けエアコンは室内機、室外機が別になっていますが、窓用エアコンは室内機、室外機が一体型になっています。
その為、ベランダなどがなく室外機を置くスペースがないお部屋に向いています。
また、窓用エアコンは壁掛けエアコンと違い壁に穴をあける必要がありませんので、賃貸など壁に穴を開けることができないお部屋でも使用が可能です。

また、購入する時の本体代は壁掛けエアコンに比べて安いものが多いので、初期費用を安くしたい方にもおすすめです。
ですが、窓用エアコンの適応畳数は、冷房で7~8畳、暖房で5~6畳と大きな部屋には適していません。
運転の強さの調整ができない為、電気代は高めになります。
そこで、窓用エアコンの電気代節約方法について触れますので読んでみてくださいね。

窓用エアコンの電気代ってどれくらい?

窓用エアコンと壁掛けエアコンの電気代を比較してみましょう.

窓用エアコン 壁掛けエアコン
畳数目安 冷房4.5~7畳、暖房4~5畳 冷房6~9畳、暖房5~6畳
消費電力(冷房) 620W 135~720W
消費電力(暖房) 575W 125~1220W
1時間の電気代(冷房) 16.7円 3.6円~19.4円
1時間の電気代(暖房) 15.5円 3.4円~32.9円
期間消費電力量 1316kWh 717kWh
年間電気代 35,500円 19,359円
窓用エアコン
畳数目安 冷房4.5~7畳
暖房4~5畳
消費電力
(冷房)
620W
消費電力
(暖房)
575W
1時間の電気代
(冷房)
16.7円
1時間の電気代
(暖房)
15.5円
期間消費電力量 1316kWh
年間電気代 35,500円
壁掛けエアコン
畳数目安 冷房6~9畳
暖房5~6畳
消費電力
(冷房)
135~720W
消費電力
(暖房)
125~1220W
1時間の電気代
(冷房)
3.6円~19.4円
1時間の電気代
(暖房)
3.4円~32.9円
期間消費電力量 717kWh
年間電気代 19,359円

比較すると、壁掛けエアコンよりも窓用エアコンの電気代が高いことがわかります。
特に、窓用エアコンは暖房のパワーが小さいので、冬場の暖房は別のヒーターなどを利用すると電気代の節約におすすめです。
夏場の冷房のみの窓用エアコンなら、冷房・暖房兼用のものよりも安く購入できるので、初期費用も抑えることができます。

窓用エアコンの電気代節約方法

壁掛けエアコンよりも電気代が高い窓用エアコンですが、ちょっとした工夫で電気代を抑えることができます。

・扇風機・サーキュレーターとの併用
エアコンの冷たい冷気は下の方にたまるので、扇風機・サーキュレーターで空気を循環させることで早くお部屋の温度を下げることができます。

・フィルター掃除を適度に行う
フィルターに埃が詰まっているとファンの吸引力が低下して空気の通りが悪くなるので、作業効率が悪くなり電気代が高くなってしまいます。
また、フィルターの埃やカビはハウスダストの原因になるのでこまめな掃除を行いましょう。

一般的に窓用エアコンは壁掛けエアコンに比べて電気代は高いですが、購入時の金額、室外機の設置場所の有無を考慮してどちらにするか検討してみてください。

弊社でも窓用エアコン・壁掛けエアコンどちらも取付工事を承りますので、お気軽にご相談くださいね。