自分でできるエアコンのお手入れ方法
こんにちは、山下電設です。
今回は、エアコンの新設取付をさせていただきました。
ベランダがあるので、室外機は外のベランダに設置いたしました。
皆さんはエアコンのお手入れをどれくらいの頻度で行っていますか?
高い所にあるので面倒だと思いがちですが、エアコンを長持ちさせる為にも、電気代節約のためにも定期的にエアコンのお手入れをしておきましょう。
ご自分でできる簡単なエアコンのお手入れ方法についてお話しますね。
エアコンの室内機のお手入れ方法
エアコンの室内機のお手入れ方法についてですが、まずはお手入れをする頻度について説明します。
・フィルターの掃除→2週間~1カ月に1回
・本体の拭き掃除→2週間~1カ月に1回
・エアコン内部の送風ファン、熱交換器の掃除→1~2年に1回
この3点の内、フィルターの掃除、本体の拭き掃除はご自分でできますが、エアコン内部に関しては濡らしてはいけない場所があったりエアコンを分解する必要があったりする為、専門の業者に頼みましょう。
フィルターのお手入れ方法
①電源プラグを抜きます。
漏電を防ぐ為、必ず電源プラグは抜きましょう。
②エアコン本体の上の埃を取り除く
ハンディモップを使うと簡単ですよ。
③フロントパネルを開ける
メーカーによって開け方が異なりますが、ロック解除ボタンがないものはフロントパネルの下側を引っ張ると開けることができます。
力を入れすぎないように持ち上げて開けます。
④掃除機でフィルターの埃を取り除く
フィルターを外す前に、ある程度埃を吸い取っておきましょう。
⑤フィルターを外す
埃が舞うことがあるので、ゆっくり外してください。
⑥フィルターに掃除機をかける
埃が落ちるので、新聞紙や広告紙の上で掃除機をかけます。
必ずフィルターの表面から掃除機をかけましょう。
⑦フィルターを水洗いする
掃除機で取り切れなかった埃をシャワーで流します。
今度はフィルターの裏側からシャワーをかけてください。
⑧ブラシで細かい埃を落とす
水で薄めた洗剤を少しかけて、歯ブラシなどで埃を落とします。
⑨乾燥させる
まず、タオルで水分を取ってから立てかけるようにして綺麗に乾かします。
乾ききっていないフィルターを取り付けると、カビやにおいの原因になるので、完全に乾かしましょう。
本体のお手入れ方法
①エアコンの上やパネルを水拭きする
濡らした雑巾で吹き出し口も含め、プラスティック部分を水拭きします。
②フィルターを外す
埃が舞うことがあるので、ゆっくり外してください。
③エアコン内部の埃を取る
ハンディモップで内部の見える場所の埃を取り除きます。
埃を奥に押し込まないように気を付けてくださいね。
④冷却フィンに掃除機をかける
フィルターの奥にある冷却フィンに掃除機をかけます。
無理に奥までかけず、見える範囲で大丈夫です。
エアコンの室外機のお手入れ方法
次はエアコン室外機のお手入れについてです。
お部屋の外にあるので見落としがちですが、室外機のお手入れも定期的に行うと稼働効率が上がりますよ。
室外機の外側のお手入れ方法
①ほうきで汚れを落とす
隙間のクモの巣や埃をほうきでかきだします。
②吹き出しグリルの掃除
正面の網状の吹き出しグリルを歯ブラシで汚れを落とし、掃除機で吸い取ります。
③外側の汚れを流す
室外機は水に強いので、軽く水をかけて汚れを洗い流してから雑巾で拭いていきます。
裏側、側面の金属板のお手入れ方法
金属板は、熱交換フィンと呼ばれて、汚れを落とすことで効率が良くなり電気代の節約にも繋がります。
軽い力でも曲がってしまうことがあるので気を付けてくださいね。
掃除機で隙間に詰まった埃や汚れを吸い出します。
力を入れすぎないように注意です。
ドレンホースのお手入れ方法
ドレンホースは、室外機のそこにある水抜き穴です。
ここが詰まってしまうと水が溜まってショートすることがあるので、忘れがちな場所ですが、定期的にお手入れが必要です。
割りばしや歯ブラシで汚れをかき出しましょう。
日々のお手入れ以外にも、室外機の周りに物を置くと空気の流れを遮断してしまい、汚れが詰まったのと同じ状況になり電気代が上がってしまうことがあるので、なるべく室外機周りには物を置かないようにしてください。
電気代節約、エアコンを長持ちさせる為にも定期的なエアコンのお手入れを心がけてくださいね。