高性能アンテナ、パラスタックアンテナとは?

地デジ・BSアンテナの屋根上への設置工事をさせていただきました。
今回の地デジアンテナは、20素子のパラスタックアンテナを使用しました。

ご存知の方もいるかもしれませんが、丸い円盤形の物がBSアンテナ、魚の骨のような形の物が地デジアンテナになります。

詳しくは下記にて紹介しますが、パラスタックアンテナは通常のアンテナよりも受信性能が高いという特徴があります。
弱電波地域にお住まいでも、パラスタックアンテナにすることで安定して地デジ放送を見ることができるようになりますよ。

パラスタックアンテナって何?

パラスタックアンテナは、別名「電波障害用アンテナ」や「高性能アンテナ」とも呼ばれていて、一般的な地デジアンテナよりも受信効率が良く、電波障害に強いアンテナです。

地デジの電波は基地局から広範囲に届くのですが、基地局と自宅の間に高い建物や山などがあるとうまく電波が届かず受信障害が起こってしまいます。
このような電波の届きにくい場所にはパラスタックアンテナが多く使用されます。

パラスタックアンテナと他のアンテナの違い

地デジ用のアンテナには種類があり、その中でパラスタックアンテナは「八木式アンテナ」に分類されます。
八木式アンテナの特徴は、魚の骨の様に細いアンテナが何本もついていることですが、パラスタックアンテナはこの細いアンテナがX状になっていて、これにより素子と呼ばれる電波を受信する場所の数が増え、高感度の受信をすることができるようになるのです。

今回設置した20素子パラスタックアンテナは、受信するポイントが20カ所あるパラスタックアンテナと言うことになります。

パラスタックアンテナの設置がおすすめな場所

パラスタックアンテナの設置をおすすめする場所は、都会で高層ビルがまわりにたくさんあり電波を遮っている場所、山あいの地域で基地局からの電波が遮られてしまう、いわゆる弱電波地域です。
一般的なアンテナでは受信が弱い場所でもパラスタックアンテナなら安定して受信が可能になる場合が多くあります。
もちろん、上記以外の電波受信が良好な場所でも設置することは可能ですよ。

パラスタックアンテナのデメリット

パラスタックアンテナのデメリットは、風の影響を受けやすいことです。
素子数が多いため普通のアンテナよりも重量があるので、強風・台風によって倒れてしまったり向きが変わってしまったりすることがあります。

そのため、設置の際にしっかりとマストを使ったりワイヤーで固定することが重要です。
弊社では、パラスタックアンテナ設置の際にはしっかりした固定をしてデメリットが出ないような設置をいたします。

パラスタックアンテナを含め、地デジアンテナ・BSアンテナの設置をご希望される際は、ぜひ弊社にお問い合わせくださいね。