エアコンが冷えない場合の対策方法
こんにちは、山下電設です。
事務所内のエアコン入れ替え工事をさせていただきました。
屋外には壁面金具が据付けてありましたので、再利用しました。
事務所に限らずですが、広い室内だとエアコンの温度調整が難しいですよね…
今回は、エアコンの効きが悪い場合の対処法をお話します。
エアコンの効きが悪い原因は?
まず、エアコンがお部屋を冷やす仕組みについてお話しますね。
冷房の場合は、室内機が取り込んだ空気から熱交換器が熱を取り除き、冷えた風にしてお部屋に戻します。
この時取り除かれた熱を運ぶのが室内機と室外機を繋ぐ配管に入っている冷媒ガスです。
冷媒ガスは、効率よく熱を排出するように室外機にあるコンプレッサーで圧縮されて高温になり室外機側の熱交換器を通して外に出されます。
コンプレッサーや冷媒ガスがきちんと機能していないとエアコンの効きが悪くなってしまいます。
この場合は修理が必要になるので、専門業者に修理をお願いしないといけません。
エアコンの冷えが悪い原因で、コンプレサーの故障や冷媒ガスの漏れというのはとても多いです。
修理依頼の前に自分で確認できること
フィルターの掃除をする
エアコン室内機のフィルターにほこりなどが詰まっていると空気の通りが悪くなりエアコンの効きが悪くなってしまいます。
効きが悪いと思ったら、まずフィルターに汚れがないか確認してみましょう。
フィルターの汚れを定期的に掃除する習慣をつけると、電気代の節約にも繋がりますよ。
室内機の前に障害物がないか確認する
エアコンの室内機の下に棚などを置くと、棚が障害物となって冷たい風の通りを遮断してしまいます。
模様替えをして棚をエアコンの下に移動したらエアコンの効きが悪くなったということはよくあります。
吸い込み口・吹き出し口のあたりに物は置かないようにしましょう。
室外機の周りに物を置いていないか確認する
エアコンの室外機の周りに障害物があると、熱を外に放出する妨げになり熱交換がうまくできなくなります。
植木鉢などを近くに置いているなら、別の場所に移動させましょう。
また、室外機を隠すためのカバーなども、物によっては熱交換を妨げる場合もあります。
メーカーの純正製品でない場合は注意が必要です。
室外機に直射日光が当たっていないか
夏場の強い直射日光が室外機に当たっているとエアコンが効きづらくなる原因になります。
室外機や室外機周りが熱くなり熱放出がしにくくなるためです。
室外機に日陰を作るなど対策をしてみてください。
特に、室外機が南側にある場合は直射日光が当たりやすいので要注意ですよ。
それでもダメなら専門業者へ
上記を試してみてもエアコンの冷えが悪い場合は、冒頭でお話したコンプレッサーや冷媒ガスが原因かもしれません。
その場合はご自分で触ると他の部品の故障に繋がったり、事故に繋がったりするので、専門業者に依頼をしましょう。
弊社でも依頼を受け付けていますので、お気軽にご相談くださいね。